腕にもリス。肩にもリス。「町田リス園」


約200匹のリスが放し飼いにされているという、話題のローカルスポット「まちだリス園」へ。

約29年前、障がいのある子どもたちが働ける場所をと建てられたまちだリス園。今も21名の利用者が勤めているそうです。
積み重なった思いと歴史を感じる、黄色い看板をくぐります。

入園してまず出会ったのは、リス、ではなくモルモット。子どもも大人も思わず足を止めてしまう、愛らしい姿。それもかなりの数です。

約200匹いるそうです!

すべり台にみっちり。(もはやすべり台ではない…)もしゃもしゃ、とモルモットたちのつぶやき声が聞こえてきます。

すべり台の端っこでは、1匹が落ちないようにと懸命に踏ん張っていました。がんばれ!

モルモットや近くにいるうさぎ、うさぎと同居している(!)カメにエサ(100円)をあげることも可能。土日祝日には、「ふれあい広場」でモルモットやうさぎを抱っこできるそう。動物との距離が近いのが、この園の魅力。

モルモットたちのウォーミングアップを済ませたところで、いよいよ約200匹のリスが待つ「リス放し飼い広場」へ。

中に入ると、早速、足下をリスが駆け抜けて行きます。ここにいるのはタイワンリス。シマリスよりも大柄で、ふさふさの尻尾がチャーミングポイントです。

エサは100円で一袋のひまわりの種。リスの爪は以外と鋭いらしく、手袋を着用します。

ガサゴソと餌袋の擦れる音をさせるだけで、リスたちが機敏に反応。遠くからも駆け寄ってきます。エサを差し出すと、待ってました! とばかりに勢いよく、ガツガツと頬張っていきます。

小刻みに動く、口元。ウルウルとした目。ツヤのある毛並み。愛嬌のある姿に見とれていると…その時!
どんっ!
と突然背中に衝撃が。何かが背中に…!? と思った途端、肩によじ登ってきたのはリス。あっけにとられて超至近距離で見つめ合います。リスはそのままするすると腕におり、手のひらの餌を物色…

と、今度は左足からもう1匹がよじ登ってきました。
そして右足からもう1匹!

総勢3匹のリスが、足に腕にと、体を駆けめぐります。ついには頭の上にまで(意外と重い!)。こんなにもリスと触れ合える経験、またとありません。

お姉さんの肩にリス! どこからリスが跳んでくるか分からない。かわいい且つスリリングな体験。

リスたちの猛攻(?)により、出口あたりに後ずさると、出会ったのはケヅメリクガメのジュンコ。アクロバットなリスたちなど、どこ吹く風。その大らかな表情には、なんだかほっとさせられます。

駆け抜けていくリスを気にしない。マイペースなジュンコ。

ジュンコに目を奪われていると…気づけば辺りが静かになったような。振り返ると、さすがにリスたちもお疲れでしょうか。そこかしこで、うとうとお昼寝している姿が見られます。

だいたい午後2〜3時はお昼寝タイム。ハングリーなリスたちに出会うには、開園直後がおすすめです。

ゾウもキリンも居ませんが、ここでは動物たちとの密なふれあいが楽しめます。再訪必至、ハートウォーミングな小さな動物園。ぜひご来園を。

撮影・文/佐藤琴音

まちだリス園

10:00〜16:00
火休
町田市金井町733-1
JR横浜線町田駅・小田急小田原線町田駅よりバス「薬師池」下車
042-734-1001
www.machida-risuen.com/

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